ミュージアムについて
戦争末期の情勢と人々の生活を肌で感じる
「山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム」
太平洋戦争末期の1943年、「人吉海軍航空基地」は、九州山地にかこまれた、海のない人吉盆地につくられました。
錦町・相良村につくられた広大な飛行場や教育施設、無数の地下施設。これらはなぜつくられ、どのような活動をしていたのか。そして、地域の人々との関わりはどうだったのか。
「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」は、戦争末期の情勢と地元の人々の生活を肌で感じる「フィールドミュージアム」の玄関です。
当時を生きた人々の証言や、残されたものを通して、命の尊さや平和の大切さについて考えるきっかけとなることを願います。
ひみつ基地ミュージアム 3つの特徴
展示
ガイドツアー
外部遺構
常設展示では、当時の戦況にあわせて基地の役割や活動が変化する様を、大型の壁面年表で解説します。
また、基地跡に関連する発掘品や、戦争体験者の証言映像から、当時そこにいた訓練生や地域の人々の生活、基地の様子、戦争の悲惨さを感じることができます。
ひみつ基地ミュージアムでは、施設周辺に広がる戦跡を体験するガイドツアーを実施しています。
錦町観光協会の認定を受けたガイドと共に現地を訪れ、当時の戦争体験者の証言・エピソードを交えて解説します。
錦町と相良村に残る当基地跡は、終戦から現在に至るまで、その風景が大きく変わってないのが特徴です。
ひみつ基地ミュージアムの展示物は、施設内のものだけでなく、施設周辺に広がる当時のままの風景と、国内有数の残存数を誇る戦争遺跡です。
予科練生が従事した松根油乾溜工場や飛行場跡、多数の地下施設など、当時の海軍兵が見ていたままの風景を体感することができます。
施設設備
多目的トイレ AED
入館時のお願い
展示されている遺構や施設を気持ちよく利用できるように、
以下の事項にご理解、ご協力をお願いいたします。
館内禁止事項
展示エリアでの写真撮影は、一部の場所を除きお断りしています。
展示エリアでは全ての飲食は禁止です。
展示品、展示台には、特別な表示がある場合を除き、触れないようにしてください。
施設内は全面禁煙です。(喫煙スペースはありません)
©︎ 山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム